企業は、集まった人の能力も年齢も性別も考え方も人生観もそして集まった理由もバラバラです。トップの考えていることを働く人の協力を得て達成するためには、経営理念・ビジョン・中期経営計画は、必須のものです。
「経営革新」とは
市場の変化をいち早く読み、それに適合した新しい商品やサービスを提供することにあります。 企業の取るべき道は、今ある競争の「場」とは別の次元で新しく競争する「土俵」をつくることです。
1.新分野への進出
既存の商品分野・対象顧客から、新しい分野・対象顧客へと事業領域を広げることを言います。商品分野、対象顧客のいずれかが既存のものと関連する分野へ進出する方が、既存事業との相乗効果が生まれやすいです。全く未知の分野への進出は、相乗効果が生まれにくく、失敗のリスクも高くなります。
2.新商品の開発・新技術の導入
新商品の開発・新技術の導入を自社だけですべてやろうとせず、他社との共同開発や、公的支援を活用することを検討します。
3.新しい販路・調達先の開拓
インターネットを活用したオンライン取引により、近年は国内のみならず世界規模で地理的制約は軽減され、新しい販路・調達先を開拓しやすい環境になりつつあります。また、見本市や交流会が各地で開催されており、情報収集に役立つています。
4.商品やサービスの新しい提供方法の開発
店舗販売のみから宅配や通信販売の導入、深夜販売の取組など、発想を少し変えるだけで既存の商品やサービスの付加価値を上げることが可能となります。